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ESPYONE/EDC

名古屋の街が生み出した最狂のMAD MONSTER!
interviewer_ROCK


HDM:まずは自己紹介からお願いします。
ESPY:ESPY ONEです。グラフィティ始めてから…もう20年ぐらいかな。クルーはEDC。

HDM:ESPYやEDCってどういう意味なんですか?
ESPY:ホラー映画とか特撮映画とかが好きなんだけど、べたに"エスパイ"っていう東宝のSF特撮映画があって、そこから。まったく面白くない映画なんだけどね(笑)。「エスパー・スパイ」の造語らしいんだけど、「目に留まる」とか「遠くのものを見つける」ってちゃんとした英語の意味もあるみたい。でもESPYってつける前はCOREって名前でやってたりもした。純粋にハードコアの「CORE」=「核」みたいな。EDCはEVIL DOTS CREWの略で、俺はタトゥーもすごく好きで、スプレーもタトゥーもドットでインクを飛ばして表現するから、そういう意味合いも込めて。クルーは大阪だとCASPER、VERY、COOK…、名古屋だとSQEZ、AREL…、東京だとPUTS…とか、他にも沢山いるよ。

HDM:クルーにはそれぞれ特色があると思うんですけど、EDCのそれは?
ESPY:うーん、他とは違ってばっちりグラフィティで…っていう感じではないかな。共感しあえるかっこいいヤツが集まったクルーみたいな。タトゥー・アーティストがいたり、DJがいたりで。QUIETSTORMもEDCだしね。

HDM:きっかけって何だったんですか?
ESPY:俺ら世代はみんなそうだと思うんだけど、雑誌のFINEとか見て興味を持ち始めたね。今ほど情報がないから、最初は見よう見まねでとにかく描いてたね。スプレーも何を使ってどう描けばいいのかもさっぱり分かんなかったし。でも「グラフィティを始めるぞ!」って感じじゃなくて、ずっと絵が好きで、その延長でスプレーで描いてる絵に興味を持ち始めたって感じだね。

HDM:初めて接したグラフィティ・ライターって?
ESPY:うーん…名古屋にもちらほらいたのはいたんだけど、特に何も感じなかった…俺が思うグラフィティ・ライターとして初めて衝撃を受けたのは、大阪CMKのCASPERやVERYだったね。



HDM:ESPYと言えば、ハードコア・バンドWITS END(ex TAKE THE LEAD)のボーカルって顔もありましたけど、グラフィティってどちらかと言えばヒップホップなイメージが強いんですが、ESPYさんの場合はハードコアだったんですね。
ESPY:そうだね。それ以前からバンドをやったりそういう音楽をよく聴いてたからね。もちろんヒップホップも好きだけど、ボム行く時のテンションに一番ハマる音楽は俺の場合ハードコアなんだよね。あとあと知ったことだけど、俺の好きなNYのバンドマンもグラフィティ・ライターだったりするしね。ハードコア・バンド始めたのはスケボーの影響とかもあって、最初はLAよりのちょっとアメリカン・パンクっぽい、CIRCLE JERKSとかDC系に影響をうけたね。その後、名古屋に出てきてもっとちゃんとバンドをやろうって思った時に影響を受けたのがニューヨークシティ・ハードコア…CRO-MAGSとかLEE WAYだったりしたね。今も昔も変わらず、ずーっと聴き続けてるのはBAD BRAINS。最近だとFUGAZIが俺の中でリバイバルしたね。

HDM:またバンドをやったりとかは?
ESPY:うーん、協調性がないもんで(笑)。バンドには色々勉強させてもらったけどね。でもたまに妄想したりすることはあるよ。こんなギターソロ弾けるやつがいたらやってみたいなーとか(笑)。ギターはフライングブイで、こんなカッコで…ま、無理か…ってな具合で(笑)。

HDM:なるほど(笑)。自身のグラフィティにおけるスタイルってどんなのですか?
ESPY:基本的にはレタリングとかよりもキャラクターに重点をおいてるスタイルかな。レタリングにしても、NYとかのワイルドスタイルよりか、ラインの太いちゃんと読めるスタイルが好きかな。ポップなラインとポップな色使い、そのポップさとホラーな雰囲気を両立させるところがESPYの魅力だと思ってる。人間ってドロドロしてたりグロかったりっていうのが本性だと思うんだけど、それをそのまま表現しちゃっても面白くないから、ESPYのフィルターを通してそれを表現していきたい。

HDM:ESPYさんは仕事としてのアートワークや、アパレルもやってますが、グラフィティとビジネスの線引きってどこかあったりするんですか?
ESPY:うーん、街に俺の絵があってその街並みに浸透してるのと、Tシャツに落とし込んだ俺の絵を好きで着てくれてる子たちが街を歩いてくれて、その街と一体化してくれてたら、俺は何ら変わりないかなぁって今は思ってる。俺は昔からアパレルやってたから、その辺のこだわりというか、ビジネスとの葛藤なんかは薄い方かもしれないね。

HDM:ちなみに今やってるブランドって?
ESPY:ずっとやってきた"NO CARE"と、最近復活させた"PEACE BOOKS"、EASTERから名前を改めた"FILTHY BOYS"の3ラインかな。きっと好きなんだろうね、こういうのが。アイテムをカスタムしたり、俺のデザインがプリントされてるTシャツをまったく知らない子が着てくれてたりってのは、何とも言えない喜びがあるよね。



HDM:最近の活動は?
ESPY:まぁ、毎日お店(EIGHT GALLERY)にいてるよ(笑)。最近はライブペイントとかギャラリーとかもよくやってるね。

HDM:ボムとかは?
ESPY:正直あんまりやってないね。昔はバンバンやってたんだけどね。もう歳だからかな(笑)。なんかごく自然な流れで描かなくなったよね。ストリートってせいぜいタグ描いて、頑張ってスローアップ描いてってとこだと思うんだよね。ストリートだとマスターピースはまぁ普通は描けないよね。そういう部分で自分の中でもっと絵に向き合おうとしたのかな。でもまたゴリッっといっちゃうんで、街を見てて下さい。

HDM:印象に残ってる活動ってあります?
ESPY:なんだろなー、人との出会い全部が印象に残ってる。しいて言うならずっと好きで聴いてたLAMP EYEのDJ YAS君からジャケをやってくれって言われた時は素直に嬉しかったね。

HDM:今やってみたいことってあります?
ESPY:そうだねー、大阪で毎年"CREAZY CRIMERS"っていう大きなグラフィティのギャラリーが開催されてるけど、名古屋でもあれぐらいのをやってみたいなって思ってるね。

HDM:名古屋の街をみてて思うことって何かありますか?
ESPY:ちょうど今、GReeD NAGOYAでATTっていう若い子らがギャラリーをやってるんだけど、正直あまり接してなかった…というか、知らなかっただけなんだけど、若い子達の活動が活発になってきてるから、名古屋もいい感じになっていくんじゃないかなって期待してる。

HDM:ESPYさんのこだわりというか、譲れないことって?
ESPY:なんだろね…昔はね、若い時は絶対に許せないこと、譲れないことだらけだったんだけど、そういうノリじゃなくなってきてるし、オープンになったかなって(笑)。ビジョン的にもマインド的にも。でも、今こういうフィールドでやらせてもらってて、色んな人と知り合って面白いことをやろうとしてるのに、そこにちゃちゃを入れられたりしたら、そこだけはやっぱ許せないよね。今大切にしてるものは譲りたくないよね。

HDM:今のシーンや次世代について、思うことやメッセージがあれば。
ESPY:さっきも少し話したけど、今回そのギャラリーを通じて若い子らとゆっくり話してすごく刺激になったし、一緒に何かをやりたいなって思ってるんだよね。何かしらのアクションを起こして行きたい。俺の感覚が鈍いのか、なかなかそういう情報をキャッチできてないから、俺のアンテナを揺さぶって欲しいし、自分自身アンテナも揺さぶって電波をキャッチして欲しい。別に無理に話しかけてくれなくてもいいから、みんながどんな動きをしてるのか電波を届けて欲しい。そしたら一緒に楽しめることもあるかも知れないから。



EIGHT GALLERY
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※このインタビューはHARDEST MAGAZINE #40(2011年10月)に掲載されたものです。


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